今回は、定冠詞+中性名詞の形が、格によってどのように変化するのか見てみましょう。 Kind 子供 1格 ~が、~は das Kind 子供が、 子供は 2格 ~の des Kindes 子供の 3格 ~に dem Kind 子供に 4格 ~を das Kind 子供を 冠詞の変化については、1格と4格が同じです。また、2格と3格は、男性名詞と同じですね。(参考:定冠詞の格変化(男性名詞)) 2格の場合は、男性名詞と同様に、名詞の後ろに s または es をつけることに注意してください。Kind は1音節の短い語ですので、es をつけます。 … [もっと読む...] about 定冠詞の格変化(中性名詞)
名詞・冠詞
定冠詞の格変化(女性名詞)
今回は、定冠詞+女性名詞の形が、格によってどのように変化するのか見てみましょう。 Mutter 母親 1格 ~が、~は die Mutter 母親が、 母親は 2格 ~の der Mutter 母親の 3格 ~に der Mutter 母親に 4格 ~を die Mutter 母親を 女性名詞の格変化は男性名詞のそれと比べて簡単ですね。 4格全て異なる変化をした男性名詞に比べて、女性名詞では、1格と4格、2格と3格がそれぞれ同じです。 また、男性名詞の2格のように、名詞自体にs をつける、ということもありません。 … [もっと読む...] about 定冠詞の格変化(女性名詞)
定冠詞の格変化(男性名詞)
前に、男性名詞の定冠詞 der、女性名詞の定冠詞 die、中性名詞の定冠詞 dasのレッスンで定冠詞を学びました。 例えば、男性名詞 Vater (父)に定冠詞をつけると、der Vater となり、女性名詞 Mutter (母)に定冠詞をつけると die Mutter となり、中性名詞 Kind (子供)に定冠詞をつけると das Kind となるのでした。 ドイツ語の「格」とは?ドイツ語学習に必須の「格の概念」で格の概念について少しご紹介しましたが、実はこれらの定冠詞 der, die, das は、格でいうところの1格(~が、~は)に相当するのです。 つまり、文章中で der Vater とあれば、「父親が(は)」となり、die Mutter とあれば「母親が(は)」となり、das Kind … [もっと読む...] about 定冠詞の格変化(男性名詞)
ドイツ語の「格」とは?ドイツ語学習に必須の「格の概念」
ドイツ語には4つの「格」と呼ばれる概念があります。 日本語の「~が、~は」、「~の」、「~に」、「~を」を助詞といいますが、これと対応するのがドイツ語の「格」と呼ばれるものです。 ドイツ語で「格」の概念を理解するのは重要です。 というのも、「格」に従って、冠詞などが変化するからです。 日本でドイツ語を習う場合、4つの「格」は、それぞれ「1格」、「2格」、「3格」、「4格」と学ぶ場合が多いので、この講座でもこれに倣います。なお、日本では、「1格」、「2格」、「3格」、「4格」をそれぞれ「主格」、「所有格」、「与格」、「対格」と呼んで学ぶこともあります。 ドイツ語の「格」と日本語の助詞の対応は、以下のようになっています。 1格(主格) ~が、~は 2格(所有格) ~の 3格(与格) ~に 4格(対格) ~を … [もっと読む...] about ドイツ語の「格」とは?ドイツ語学習に必須の「格の概念」
中性名詞の定冠詞 das
今回は、中性名詞の定冠詞を学びます。 中性名詞の定冠詞は das です。 das Kind その子供(は) das Haus その家(は) 「男性名詞の定冠詞 der」でも学んだように、冠詞には4つの格があり、この das は、1格にあたります(より厳密には、1格と4格)。 格については、後ほど学びます。 … [もっと読む...] about 中性名詞の定冠詞 das