このレッスンでは、ドイツ語の文字について学びます。
使う文字は基本的に英語とほぼ同じです。
ただ、文字の発音や、英語にはない文字もありますので、そういった点について重点的に覚えるようにすれば効率的ですね。
ドイツ語のアルファベット
ドイツ語でアルファベットは das Alphabet と書きます。「ダス アルファベート」と発音します。
Das Alphabet
A, a アー
B, b ベー
C, c ツェー
D, d デー
E, e エー
F, f エフ
G, g ゲー
H, h ハー
I, i イー
J, j ヨット
K, k カー
L, l エル
M, m エム
N, n エン
O, o オー
P, p ペー
Q, q クー
R, r エル
S, s エス
T, t テー
U, u ウー
V, v ファオ
W, w ヴェー
X, x イクス
Y, y イュプスィロン
Z, z ツェット
Ä, ä アー・ウムラオト
Ö, ö オー・ウムラオト
Ü, ü ウー・ウムラオト
ß エスツェット
ドイツ語のアルファベットは、30文字で構成されています。
英語のアルファベットに加えて、ドイツ語固有の文字が4つあるのが分かりましたか。すなわち、上記表の下4つの文字、「Ä, ä」、「Ö, ö」、「Ü, ü」、そして「ß」です。
「Ä, ä」、「Ö, ö」、「Ü, ü」 は「ウムラオト(ウムラウト、Umlaut)」と呼ばれる文字で、日本語では「変母音」とも呼ばれます。
辞書における文字順について
辞書の文字順は、おおむねアルファベット通りです。
ウムラオトについては、それぞれa, o, uに準じます(これらの後に配置される、ということです)。
また、エスツェットßは、「ss」の綴りと同じとされます。エスツェットßは小文字であり、大文字はありません。大文字にする場合は、「SS」と表記します。ギリシャ文字の「ベータβ」と似ていますが、別物です。
辞書におけるドイツ語特有の文字の扱いについて、詳しくは辞典の引き方・使い方(ドイツ語特有の文字の扱い)を参考にしてください。
ドイツ語のキーボード配列
ドイツ語のキーボード配列は以下のようになります。
基本的に、英語と同じです。ß、Ä, ä、Ö, ö、Ü, ü は英語にない文字ですので、確認しておきましょう。大きな文字で表示しました。
また、ドイツ語のキーボード配列で紛らわしいのは、「Y」と「Z」の位置が、英語キーボードとは入れ替わっているところです。気が付きましたか。
おそらく、使用頻度の違いから、英語とは異なる配列になっているのでしょうけれど。
まあ、このキーボードの配列については、パソコンでドイツ語を入力することがない人にとっては、覚える必要はありませんね。