今回は、規則動詞の人称変化の例外①に加えて、もう一つの例外について学びます。 今度は、語幹がスやズの音(例えば、s など)で終わる動詞や、ツの音(例えば z など)で終わる動詞に関する例外です。 ス・ズ・ツなどの音で語幹が終わる動詞は、2人称(親称)単数の語尾が st ではなく、t になるのです。 reisen の人称変化 例えば、reisen (旅行する)の人称変化を見てみましょう。 ich reise du reist er reist wir reisen ihr reist sie reisen 2人称(親称)単数(主語がdu)の人称変化は、本来の人称変化のルールに従うならば、語幹 reis に 語尾 st をくっつけて × reisst … [もっと読む...] about 規則動詞の人称変化の例外② 語幹が s や z などで終わる動詞
人称変化
規則動詞の人称変化の例外① 語幹が t や d などで終わる動詞
「規則動詞の現在形の人称変化の説明と人称変化表 効率的な覚え方」では、規則動詞の人称変化について学びました。 今回は、その人称変化の例外について学びます。 規則動詞でも、語幹が t や d で終わるような語は、2人称(親称)(主語がdu、ihr)や3人称単数(主語がer, sie, es)で語尾の前に e を入れます。 この挿入される e を「口調上の e」と呼びます。 arbeiten の人称変化 例えば、arbeiten (働く)という単語の場合、人称変化は以下のようになります。 ich arbeitedu arbeitester arbeitetwir arbeitenihr arbeitetsie arbeiten 上記の太字で示した e が、「口調上の … [もっと読む...] about 規則動詞の人称変化の例外① 語幹が t や d などで終わる動詞
規則動詞の現在形と人称変化 効率的な覚え方
「動詞の「語幹」と「語尾」とは」では、動詞が語幹と語尾で構成されていることを学びました。 今回は、規則動詞の現在形の人称変化を学びましょう。 人称変化とは ドイツ語には人称変化があります。 人称変化とは、ドイツ語の不定形(動詞の原形)が、主語に応じて様々な定形になることです。(不定形と定形については「定形」と「不定形」、「定動詞」と「不定詞」とは何か その違いとは|ドイツ語文法を参照してください。) 英語では、例えば live という動詞の原形が、he が主語になると lives … [もっと読む...] about 規則動詞の現在形と人称変化 効率的な覚え方
ドイツ語の人称代名詞(1格)の表(単数・複数)ー動詞を学ぶための第1歩
ドイツ語の動詞を学ぶためには、まず人称代名詞を覚えなければなりません。 人称代名詞というのは、英語でいう I, you, he, she などのようなものです。 なぜ人称代名詞を最初に覚えないといけないのかというと、動詞は人称代名詞によって変化するためです。動詞の定形が主語によって変わることを人称変化といいます。 まず、単数形から学びましょう。 人称代名詞(単数形) 単数形1人称私はich2人称親称:君は敬称:あなたはduSie3人称彼は彼女はそれはersiees 1人称単数の ich は、文頭以外は小文字で始まります。英語で I … [もっと読む...] about ドイツ語の人称代名詞(1格)の表(単数・複数)ー動詞を学ぶための第1歩