「ドイツ語で使われる文字 ウムラウトって何?ßの発音は?ドイツ語のキーボード配列は?」でも説明したように、ドイツ語特有の文字にウムラオトがあります。
変音、変母音などとも呼ばれるもので、 「Ä, ä」(アー・ウムラオト)、「Ö, ö」(オー・ウムラオト)、「Ü, ü」 (ウー・ウムラオト)の3種類あります。
これらは、それぞれ「A」、「O」、「U」とは発音が異なります。
それでは、どのようにウムラオトを発音すればよいのか、1つずつ説明します。
「Ä, ä」(アー・ウムラオト)の発音
「Ä, ä」は、3つのウムラオトの中で最も簡単です。
「エ」、もしくは「エー」と発音するだけです。日本語の「エ」よりも、若干口を開き気味にすると良いでしょう。
「Ö, ö」(オー・ウムラオト)の発音
「Ö, ö」の発音は、「オ」を発音する形に唇を広げてから、「エ」の音を出すようにします。
日本語の「オ」よりも、口を丸くするように心がけてください。
逆に、「エ」の音を出しながら「オ」を発音するように口を丸くしてもよいかもしれません。
「Ü, ü」 (ウー・ウムラオト)の発音
「Ü, ü」 の発音は、「ウ」を発音する形に唇をすぼめてから、「イ」の音を出すようにします。
日本語の「ウ」よりも口を突き出す形で丸くするのがポイントです。
「Ö, ö」と同様に、「イー」と音を出しながら「ウ」の発音のように口をすぼめても良いでしょう。
ウムラオトの入力方法
キーボードなどを使ってウムラオトを入力する方法を紹介します。
といっても、ドイツ語キーボードの配置を覚えるだけですが…。
上の画像で赤い線で囲った場所がウムラオトの場所になります。
Shiftキーなどを使う必要がないので、簡単に入力できます。