ドイツ語の動詞には、「複合動詞」と呼ばれるものがあります。 これは、動詞の前に前綴り(まえつづり)がくっついてできた動詞です。 複合動詞の例 例えば、ankommen(到着する)という動詞がありますが、この動詞は kommen(来る)という動詞に an という前綴りがくっついてできたものです。 このように、複合動詞は、元となる動詞の前に前綴りが付け加えられてできているのが特徴です。 分離動詞と非分離動詞 上述のように、ドイツ語の動詞には複合動詞というものがありますが、この複合動詞をさらに「分離動詞」と「非分離動詞」に区別することができます。 例えば、先ほどの kommen をベースにした複合動詞には、ankommen と bekommen があります。 ankommen … [もっと読む...] about 複合動詞とは
動詞
不規則動詞 wissen の意味と活用
今回学ぶ動詞は wissen です。 wissen は少し特殊な活用をしますが、よく使う動詞ですので、ちゃんと覚えておくことにしましょう。 wissen の意味 wissen は「知っている」という意味です。 英語の know に該当しますね。 wissen の活用表 wissen の現在活用は以下の通りです。 ich weiß du weißt er weiß wir wissen ihr wisst sie wissen ich, du, er の活用は太字で示しています。不規則な活用をしているのが分かりますね。 また、 ich と er が同じ活用であることにも注目です。 … [もっと読む...] about 不規則動詞 wissen の意味と活用
ドイツ語の「動詞の三基本形」(不定形・過去基本形・過去分詞形)
ドイツ語の動詞には、「三基本形」と呼ばれる形があります。 すなわち、以下の3つの形のことです。 ・不定形(不定詞) ・過去基本形(過去形) … [もっと読む...] about ドイツ語の「動詞の三基本形」(不定形・過去基本形・過去分詞形)
「定形第2位」とは何?動詞を2番目に置く原則とは
動詞が主語や時制に応じて変化した形を「定形」と呼ぶことは学びましたね。(参照⇒「定形」と「不定形」、「定動詞」と「不定詞」とは何か その違いとは) 今回説明する「定形第2位」とは、その定形が「文章の2番目に来る」という原則のことです。 「定形第2位」の原則 「定形第2位」の原則が適用されるのは、つまり定動詞(定形の動詞)が文章の2番目に来るのは、平叙文や疑問詞を使った疑問文などです。 例を見てみましょう。 Ich fahre heute nach München.私は今日ミュンヘンへ行きます。 シンプルな平叙文です。動詞 fahre が文の2番目に置かれていますよね。ちなみに、fahre は、不定詞 … [もっと読む...] about 「定形第2位」とは何?動詞を2番目に置く原則とは
ドイツ語における「過去」形と「現在完了」形 違いと使い方
ドイツ語にも、英語と同じように、「過去形」と「現在完了形」があります。 しかしながら、ドイツ語と英語とでは、「過去形」と「現在完了形」で、その用途が異なる部分が多いために注意が必要です。 また、ドイツ語では、「過去形」が好んで使われる動詞と「現在完了形」が好んで用いられる動詞があります。 そのため、ドイツ語では「過去形」と「現在完了形」が混在する文章が使われることもあり、その点も「時制の一致」を原則とする英語とは異なります。 それでは、「過去形」と「現在完了形」の違いや用途について学びましょう。 ドイツ語における「過去形」と「現在完了形」の主な違い ドイツ語では、日常会話などにおいて過去のことを述べる際には、基本的に「現在完了形」を用います。 そのため、現在完了形は、現在とかかわりのある過去について言及 … [もっと読む...] about ドイツ語における「過去」形と「現在完了」形 違いと使い方