今回は、「語幹の母音 e が ie になる不規則動詞」を学びます。
この不規則動詞も、不規則動詞①語幹の母音 a にウムラウトがついて ä になる動詞と同じく、全ての人称変化で e が ie に変わるわけではなく、2人称単数(du)と3人称単数(er など)に限ります。
この種類に属する不規則動詞には、lesen (読む)や sehen (見る)などがあります。
lesen「読む」の活用表
「読む」を意味する lesen の活用は以下の通りです。
ich lese
du liest
er liest
wir lesen
ihr lest
sie lesen
lesen では、2人称単数(du)の変化で、語尾が t のみとなることに注意してください(参照:規則動詞の人称変化の例外②)。
sehen「見る」の活用表
「見る」を意味する sehen の活用は以下の通りです。
ich sehe
du siehst
er sieht
wir sehen
ihr seht
sie sehen