動詞が主語や時制に応じて変化した形を「定形」と呼ぶことは学びましたね。(参照⇒「定形」と「不定形」、「定動詞」と「不定詞」とは何か その違いとは) 今回説明する「定形第2位」とは、その定形が「文章の2番目に来る」という原則のことです。 「定形第2位」の原則 「定形第2位」の原則が適用されるのは、つまり定動詞(定形の動詞)が文章の2番目に来るのは、平叙文や疑問詞を使った疑問文などです。 例を見てみましょう。 Ich fahre heute nach München.私は今日ミュンヘンへ行きます。 シンプルな平叙文です。動詞 fahre が文の2番目に置かれていますよね。ちなみに、fahre は、不定詞 … [もっと読む...] about 「定形第2位」とは何?動詞を2番目に置く原則とは
ドイツ語における「過去」形と「現在完了」形 違いと使い方
ドイツ語にも、英語と同じように、「過去形」と「現在完了形」があります。 しかしながら、ドイツ語と英語とでは、「過去形」と「現在完了形」で、その用途が異なる部分が多いために注意が必要です。 また、ドイツ語では、「過去形」が好んで使われる動詞と「現在完了形」が好んで用いられる動詞があります。 そのため、ドイツ語では「過去形」と「現在完了形」が混在する文章が使われることもあり、その点も「時制の一致」を原則とする英語とは異なります。 それでは、「過去形」と「現在完了形」の違いや用途について学びましょう。 ドイツ語における「過去形」と「現在完了形」の主な違い ドイツ語では、日常会話などにおいて過去のことを述べる際には、基本的に「現在完了形」を用います。 そのため、現在完了形は、現在とかかわりのある過去について言及 … [もっと読む...] about ドイツ語における「過去」形と「現在完了」形 違いと使い方
ドイツ語には6つの時制がある
ドイツ語には、時制が6つあります。 時制とは、「現在形」や「過去形」のように、動詞が表す時間関係を表すものです。 時制は、動詞の活用によって決まります。そのため、動詞のことをドイツ語では … [もっと読む...] about ドイツ語には6つの時制がある
ドイツ語で「これは…です」はどう言う?
ドイツ語で「これは…です」と伝えるには、Das ist ... という表現を使います。 Das ist ein Tisch. これはテーブルです。 ちょうど、英語の This is ... に対応する表現です。 そして、Das ist ... の表現は、英語の This is ... と同様、人に対して使うこともできます。「こちらは…さんです」という感じですね。 Das ist Herr Müller. こちらはミュラーさんです。 このように、das ist ... は、物について使うこともできますし、人について使うこともできる便利な表現なのです。 複数形でも Das は不変 上述したように、ドイツ語の das ist ... と英語の this is ... … [もっと読む...] about ドイツ語で「これは…です」はどう言う?
物質名詞や抽象名詞は普通は数えられない「不可算名詞」だが具体性を持つと「可算名詞」になる
名詞には、通常単数形でしか使われず、複数形で使われることがほとんどない名詞というものがあります。 可算名詞と不可算名詞 複数形になる名詞のことを「数えられる名詞」ということで「可算名詞」と呼びます。また、「数えられない名詞」のことを「不可算名詞」と呼びます。 不可算名詞は、通常単数形で使われ、冠詞がつく場合も、不定冠詞ではなく定冠詞がつきます。 不可算名詞の例 不可算名詞には色々とありますが、主なものに「物質名詞」と「抽象名詞」と呼ばれるものがあります。 厳密には、これら以外にも不可算名詞はありますが、今回は物質名詞と抽象名詞に絞って学びましょう。 物質名詞とは 物質名詞は、その名の通り、Wasser(水)や … [もっと読む...] about 物質名詞や抽象名詞は普通は数えられない「不可算名詞」だが具体性を持つと「可算名詞」になる