ドイツ語にも、英語と同じように、「過去形」と「現在完了形」があります。 しかしながら、ドイツ語と英語とでは、「過去形」と「現在完了形」で、その用途が異なる部分が多いために注意が必要です。 また、ドイツ語では、「過去形」が好んで使われる動詞と「現在完了形」が好んで用いられる動詞があります。 そのため、ドイツ語では「過去形」と「現在完了形」が混在する文章が使われることもあり、その点も「時制の一致」を原則とする英語とは異なります。 それでは、「過去形」と「現在完了形」の違いや用途について学びましょう。 ドイツ語における「過去形」と「現在完了形」の主な違い ドイツ語では、日常会話などにおいて過去のことを述べる際には、基本的に「現在完了形」を用います。 そのため、現在完了形は、現在とかかわりのある過去について言及 … [もっと読む...] about ドイツ語における「過去」形と「現在完了」形 違いと使い方
ドイツ語文法(項目別)
ドイツ語には6つの時制がある
ドイツ語には、時制が6つあります。 時制とは、「現在形」や「過去形」のように、動詞が表す時間関係を表すものです。 時制は、動詞の活用によって決まります。そのため、動詞のことをドイツ語では … [もっと読む...] about ドイツ語には6つの時制がある
物質名詞や抽象名詞は普通は数えられない「不可算名詞」だが具体性を持つと「可算名詞」になる
名詞には、通常単数形でしか使われず、複数形で使われることがほとんどない名詞というものがあります。 可算名詞と不可算名詞 複数形になる名詞のことを「数えられる名詞」ということで「可算名詞」と呼びます。また、「数えられない名詞」のことを「不可算名詞」と呼びます。 不可算名詞は、通常単数形で使われ、冠詞がつく場合も、不定冠詞ではなく定冠詞がつきます。 不可算名詞の例 不可算名詞には色々とありますが、主なものに「物質名詞」と「抽象名詞」と呼ばれるものがあります。 厳密には、これら以外にも不可算名詞はありますが、今回は物質名詞と抽象名詞に絞って学びましょう。 物質名詞とは 物質名詞は、その名の通り、Wasser(水)や … [もっと読む...] about 物質名詞や抽象名詞は普通は数えられない「不可算名詞」だが具体性を持つと「可算名詞」になる
分離動詞とは 基本とポイント
ドイツ語には、「分離動詞」という、他の言語ではあまり見られない文法項目があります。 分離動詞とは、その名前が示すように、「文で使われると分離する動詞」です。 詳しく見ていきましょう。 分離動詞とは 分離動詞には色々とありますが、例えば ankommen を見てみましょう。 ankommen は、「到着する」という意味の動詞です。不定形では ankommen ですが、文章で使われると、an の部分と kommen の部分で分離します。 Er kommt morgen in Frankfurt an.彼は明日フランクフルトに到着します。 ankommen は an + kommen で成り立った動詞ということですね。 この場合、an … [もっと読む...] about 分離動詞とは 基本とポイント
ドイツ語の「現在進行形」は「現在形」で表現しよう
英語で「現在進行形」というものを学んだ覚えは無いでしょうか。 「今、本を読んでいます」というように「現在行っている(進行している)物事」を表現するものです。 「今、本を読んでいます」を英語でいうと、I am reading a book now. などと表現するのでした。この am reading という部分が「現在進行形」に当たるものです。「be動詞+動詞の ing … [もっと読む...] about ドイツ語の「現在進行形」は「現在形」で表現しよう